-乗っ込み鯛-

関東地方でも四月中頃から真鯛の乗っ込みが始まりました。
約一ヶ月から一ヶ月半続きます。
オスは少し黒ずんで、メスはより朱色が増し、これを特に「桜鯛」と言って珍重します。
もちろんオスは「白子」メスは卵「鯛の子」を持っています。
ちなみに、オスの方が身は良いように思われます。
しかし、市場的価格はメスの方が黒ずんだオスより2倍から3倍します。
中鯛(1.5k~2.0k)で色目の良いものはk5,000円前後、黒ずんだものはk1,500~2,500円位です。
では「乗っ込み」とは…
冬場深場 (100m前後)で過ごした鯛は、春になると産卵のために浅場(50m前後)に「乗り込む」から来たようです。
海の中は、地上より一ヶ月から二ヶ月遅れですから、今関東の海一帯は春真っ只中。
やはり松輪瀬(三浦半島)、像背根(内房)大根(大原)がいいでしょうか。
わが勝山沖の定置網にも毎回数百枚の鯛が入っています。

ー金目鯛ー





ここ数年で、各料理ジャンルの中で最もメジャーになった魚です。
まさしくマクドナルドの世界戦略にはまった「食好み」の変化です。
生まれてから15才までマックを食べると、その人は一生マックを食べ続けると言います。
脂分がたっぷりで食感がやわらかい、まさしくこれにはまった魚はうけます。
各メディアも「トロ金メ」と騒いでいます。
金目は、実はこれから5月~6月ぐらいまでが一年で一番おいしくなります。
主に関東近海から入荷しています。
銚子、天津小湊、勝山、松金が特に良いですね。
型が0.5k~2.0k upですが、当社では主に1.0k~2.0k物を扱っています。
k1,500~k3,500。

-鯛の子- -鯛白子-






中国は周の時代、特に朱色は縁起の良い色、高貴な色とされたようです。
魚偏に周はまさしく縁起の良い"高貴な魚"「鯛」となったわけです。
そしてその子供、卵・白子は子孫繁栄のしるし、これ以上縁起の良いものはありません。
(数の子もそうですが)
おまけに、これがまた非常に美味、今しか(冷凍物もありますが)食べられません。
鯛子 500g 1pc 3,000円前後
白子 500g 1pc 2,000円前後