-いわし-

市場に流通しているいわしは、マイワシ・カタクチイワシ(背黒いわし)・ウルメイワシの三種類です。
梅雨時から盛夏が旬です。
旨くて安くて体にいいと、三拍子揃ったいわし。
平成になってからは漁獲量が激減し、現在は昭和63年の488万t(ピーク時)の30分の1に落ち込んでいます。
私(加藤)がこの業界に入った平成3年頃はまだ安く、5kg入りの箱で惚れ惚れするような良いいわしが、1箱1,000~1,500円位でしたね。
ここ2~3年は、大羽いわしk2,000~3,000円、中羽k800~1,500円位と、まだまだ庶民の味方です。
さてこのいわしですが、別名「七つ星」というのをご存知ですか?
体側面に、実際には7つ以上ありますが斑紋が7つ並んでいるからなのです。
舟藤では三ツ星レストランにも負けない位おいしい魚だから、という意味を込めて「七つ星」と呼ぶようにしています。

<余談>
1.千葉勝山から水揚げされたいわしは、まだ漁獲後24時間経っていないため、いわしであっていわしの味がしないのです。
不思議な味ですねぇ。とにかく美味なのです。
一度ご賞味ください。
2.背黒いわしは、春先から秋まで400万~800万の卵を産むと言われています。
かわいそうに食物連鎖の底辺にいますが、この背黒いわしの子供(生しらす・釜揚げしらす)は最高に美味!

-さんま-



体が刃状のところから、「秋刀魚」と表記されます。
熊野灘で産まれた個体は、春に日本列島の太平洋側を北海道東方沖まで北上し、夏には全長30cmまで成長し、三陸沖・常磐沖に南下を始めます。
数あるさんまの水揚漁港の中でも宮古産の物が最も良いとされています。
それは、漁場に最も近くなる港だからです。
まだ時季は早いですが、8月のお盆明けの頃には日戻りさんまが食べられます。
脂ののり鮮度の面で最高のさんまは今はまだ市場に出回るまで3~4日かかりますが、宮古のさんまが来る頃には「日戻りさんま」となり最高に美味。
しかし近年、物流の良さから現在でも(8月初旬)品質は非常に良いです。

価格は今現在はk1,500円~k3,000円と高値だが、これからは価格がどんどんお手頃になります。

<余談>
カツオに良く似た動きだが、初さんまというのは聞かないし、戻りさんまと言うのも聞かない。
つまり私たちが新さんまとして食べるのは戻りさんまという事でしょうか?